イグアナそっくりの奇岩発見 浜田・石見畳ケ浦

イグアナに似た奇岩に触れる浜田市観光ボランティアガイドの会の会員たち
 島根県浜田市国分町の国指定天然記念物・石見畳ケ浦でイグアナに似た奇岩が見つかった。県外から訪れた観光客が2018年秋に偶然発見した。市観光ボランティアガイドの会のメンバーが新たな”名所”として案内を始めるほか、市観光協会は畳ケ浦の案内パンフレットに奇岩の写真を掲載し、大型連休中の呼び物にしたいと考えている。

 奇岩は、畳ケ浦の北側にある「馬の背」と呼ばれる岩場で見つかった。18年10月、市観光ボランティアガイドの会の牛尾博美さん(72)=浜田市松原町=が、山梨県から来た40代夫婦をクジラの骨の化石がある場所に案内した際、帰りに女性が「イグアナみたいだ」と岩を指さした。

 幼い頃から畳ケ浦に親しんできたガイドたちも、これまで気付いた人はいなかった。通常、観光客が通るコースから外れた場所にあり、目に付きにくかったという。

 牛尾さんは「確かにイグアナに見える。目と口もあるので、最初は化石だと思った」と興味を抱き、専門家に問い合わせようと市教育委員会に相談したところ、岩の風化で偶然にイグアナのような形になったものと判明した。

 奇岩は全長2メートルほどで、目と口のほか、腕や足もあるように見える。周辺にはエイが吐き出した貝殻やハート形の「ハッピーシェル」といった貝の化石もあり、牛尾さんは「畳ケ浦に新たなロマンが生まれた」と、積極的に観光客を案内することを決めた。

 奇岩は分かりにくく、潮位によっては行けなくなる場所にあるため、市観光ボランティアガイドの会の道案内が必要になる。問い合わせは市観光協会、電話0855(24)1085。

2019年4月26日 無断転載禁止

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