海岸清掃、歌やダンスも 益田でイベント 環境守る意識高める

自分たちがきれいにした海岸に向かい、手をつないでハミングする参加者
 石川県内灘町出身の作曲家でピアニストの北方寛丈さん(37)=金沢市在住=が中心となり企画した海岸美化イベント「UTAUMI(うたうみ)in益田」がこのほど、益田市喜阿弥町の三里ケ浜海岸で開かれた。参加者約100人が「ゴミ拾い音頭」に合わせて海岸清掃したほか、全員で手をつないで海に向かってハミングし、美しい自然を守る意識を高めた。

 北方さんは「歌で海を美しくしよう」との思いを抱き、2017年から内灘町で町などの協力を得ながらUTAUMIを2回開いており、石川県外での開催は初めてとなった。

 参加者が、北方さんが作った音頭に合わせ、漂着したポリ容器などを楽しみながら拾い、活動後は、市内を中心に活動するダンスグループ「INFINI(インフィニ)TY(ティ)」のパフォーマンスや石見神楽などを楽しんだ。

 締めくくりは、地元ゆかりの万葉歌人・柿本人麻呂の石見相聞歌にある「石見のや 高角山の木の間より わが振る袖を 妹(いも)見つらむか」という和歌に北方さんが曲をつけ、参加者が合唱。きれいにした海岸に向かって、全員で手をつなぎ、北方さんの曲「平和ノ祈り」をハミングした。

 参加した益田翔陽高校3年の田中紀帆さん(17)は「みんなでごみを拾うと、どんどんきれいになり、自分の心もきれいになった」と笑顔で話した。

2019年4月24日 無断転載禁止

    • マイベストプロ
    • マイベストプロ島根 マイベストプロ鳥取マイベストプロ