米高校乱射事件から20年で追悼 銃規制議論は低調

 コロンバイン高校銃乱射事件の犠牲者の名前が記された十字架を前に座り込む、同校の卒業生(右)=20日、米西部コロラド州(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米西部コロラド州のコロンバイン高校で生徒12人、教員1人が殺害された1999年4月の銃乱射事件から20年を迎えた20日、同校近くで当時の生徒や関係者らが犠牲者を追悼した。米各地でも同日までに、学校の安全対策などを話し合う集会が相次いで開かれた。

 米国では銃規制強化を求める声が上がっているが、トランプ政権や共和党は消極的で、議論は低調のまま。学校側は警備員や金属探知機の設置で自衛策を強めている。

 事件被害者の母親は「あの子が今でも帰宅するような気持ちを抱きながら20年が過ぎた」と振り返り、繰り返される銃犯罪に胸を痛めていると語った。

共同通信社 2019年4月21日 無断転載禁止