再興院展21日閉幕 江津・今井美術館

日本画の秀作をじっくりと鑑賞する来場者
 島根県江津市桜江町川戸の今井美術館で開かれている再興第103回院展(日本美術院、今井美術館、山陰中央新報社主催、江津市、同市教育委員会共催)が21日、閉幕する。これまでに市内外から5千人を超える美術ファンらが訪れ、19日も日本画の秀作を鑑賞しようと大勢の人でにぎわった。

 再興院展は、日本美術院が1914年に始めた日本画の公募展。毎年、全国を巡回展示しており、同美術館での開催は13回目となる。出雲大社をテーマにした宮廻正明氏=松江市出身=の作品「行雲流水(ぎょううんりゅうすい)」をはじめ、内閣総理大臣賞に輝いた北田克己氏の「風の遠国」など66点が並ぶ。

 19日に来館した江津市渡津町の主婦、石田京子さん(77)は「今井美術館で開かれる再興院展は毎回、訪れている。優れた作品を見ると心が洗われ、気持ちが豊かになる」と話し、1点ずつじっくりと鑑賞していた。

 会場周辺のテント村では、住民グループや事業所が地元食材を使った料理や工芸品、生鮮野菜などを販売。隣接する今井産業本社内の特設カフェでは、展示会に合わせて特別公開する日本庭園を眺められる。

 展示会の開場時間は午前10時から午後4時。料金は一般1200円、学生と18歳以下は無料。土、日曜日は、江津市総合市民センター(江津市江津町)から無料の送迎バスを運行する。

 問い合わせは同美術館、電話0855(92)1839。

2019年4月20日 無断転載禁止

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