おいしい梨育って 浜田の赤梨 児童が授粉

手を伸ばして梨の花に花粉を付ける児童=浜田市旭町木田、山ノ内農園
 浜田市特産の赤梨について理解を深めようと、同市旭町丸原の旭小学校の4年生20人が17日、同町木田の山ノ内梨園で授粉作業を体験した。8月下旬に収穫時期を迎える品種「豊水」を対象に選び、順調な生育を願い、真っ白い花に丁寧に花粉を付けていった。

 園内にある田村農園の田村邦麿さん(61)が指導役を務め、毎年実施している。

 児童は、配布されたルーペを使って花を観察。田村さんから授粉の仕組みを教わった後、花の中央にあるめしべに狙いを定め、少し背伸びをしながら手を伸ばし、水鳥の毛が付いた「ぼんてん」という棒で、優しく黄色い花粉を付けた。

 児童は、作業のお礼として、梨の木1本のオーナーになった。300個程度の梨が取れるという。秋好蓮音さん(10)は「高いところにある花もあって難しかった。おいしい梨に育ってほしい」と笑顔で話した。

 5月に摘果作業、9月に収穫体験を行う。

2019年4月18日 無断転載禁止

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