島根スサノオマジックにB1資格 Bリーグ審査

 バスケットボール男子のBリーグが9日、東京都内で開いた理事会で2019~20年シーズンに向けた第2回資格審査を行い、B2(2部)の島根スサノオマジックにB1(1部)ライセンスの交付を認めた。島根は今シーズンの成績次第で来シーズンにB1復帰できるが、今期(18年7月~19年6月)決算が赤字だと翌20~21年シーズンはB1、B2に参戦できないため、予断を許さない状況だ。

 島根は前期まで2期連続の赤字。3月の初回資格審査では、今期の黒字化の見通しが立っていないとして継続審議となった。

 Bリーグは今回、初回審査以降にスポンサーの追加出資や入場料収入が増えている点を踏まえ、黒字化の見込みがあると判断し、交付を認めた。

 一方、3期連続で赤字になると、20~21年シーズンのB1、B2ライセンスを原則申請できなくなる。

 チームを運営する山陰スポーツネットワーク(松江市)の中村律社長は「まずは一安心だが、現状ではB1の挑戦権を得ただけ。プレーオフで勝ち上がり、経営面でも結果を出す」と強調。レギュラーシーズンで残るホーム戦2試合での入場料収入の増加や後援会活動に引き続き取り組む考えを示した。


B1昇格争いは3チーム

 資格審査を終え、B2の中でB1昇格の可能性を残すのは島根(西地区2位)、熊本(同1位)、仙台(東地区2位)の3チームとなった。島根はB1昇格が懸かるプレーオフ(PO)のワイルドカード(2位の最高勝率)争いでは首位に立つ。熊本を追いながらPO進出を目指す。

 POは各地区1位とワイルドカードの計4チームがトーナメント方式で争い、初戦の準決勝を突破して1位か2位が決まるとB1に昇格する。敗者同士は3位決定戦に回る。

 B1福岡の降格が決まったため、島根、熊本、仙台のうち、POに進むチーム数によって昇格条件が変わる。

 PO進出が1チームのみだと、最下位でも自動昇格できる。2チームの場合、3位に入ればB1残留プレーオフの下位チームとの入れ替え戦に回る。ただB1資格がないチームが1、2位になると、3位でも昇格となる。

 3チーム全てが進んだ場合、3位になればB1との入れ替え戦に回ることになる。

2019年4月10日 無断転載禁止