益田市民ら 清掃奉仕 萩の益田家墓所 歴代当主しのび

益田元祥の墓に水を掛ける岡崎純二さん
 益田市民有志でつくる「益田木鶏クラブ」(岡崎純二代表世話人、15人)のメンバー5人がこのほど、山口県萩市須佐の益田家墓所を訪れ、中世に益田地域を治めた益田氏の歴代当主をしのび、地元住民と共に清掃奉仕に汗を流した。

 益田氏は関ケ原の戦い(1600年)の後、第20代当主元祥(もとよし)が毛利氏に従って須佐に移り、幕末まで萩藩の永代家老を務めた。同クラブは、益田の繁栄の礎を築いた益田氏の歴代当主が眠る墓所を清掃し、古里の歴史を再認識するとともに、多くの益田市民に墓所の存在を知ってもらおうと、2018年に続いて清掃を計画した。

 メンバーが、墓所近くの萩市須佐歴史民俗資料館に集合。地元の須佐公民館の吉田満館長ら3人と共に、須佐湾に面した山の中腹にある墓所で草刈りをしたほか、落ち葉を掃き集め、墓石に水を掛けた。

 同クラブとメンバーの個人3人は18年5月、同資料館を管理運営するNPO法人・須佐元気なまちづくりネットに、墓所の整備に役立ててほしいと計約30万円を寄付。これを機に須佐で顕彰の機運が高まり、萩市の助成も得ながら今後数年かけて、墓所に当主らの略歴を記した看板15~20基が設置されるという。

 岡崎代表世話人は「われわれの活動が益田市と萩市との懸け橋になればうれしい」と話した。

2019年4月7日 無断転載禁止

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