若い感性で雪舟庭園発信 益田東中生アイデア

雪舟のキャラクター案を前に感想を述べる参加者
 益田市民有志でつくる「ますだ・雪舟の庭を愛(め)でる会」が市内2カ所の雪舟庭園のPR策を考えてもらおうと中学生を対象に実施したワークショップの最終回がこのほど、同市東町の万福寺であった。参加者がアイデアを出し合い、雪舟をモチーフにしたマスコットキャラクター作りやPR動画制作、庭園清掃に取り組むことを決めた。

 市内には室町時代に画聖・雪舟が作庭した万福寺庭園と、染羽町の医光寺庭園がある。同会は、地元の中学生に雪舟の業績を再認識してもらうとともに、若い感性で庭のPR策を検討してもらおうと益田東中学校(益田市東町)に呼び掛け、2018年12月からこれまでに4回、両寺でワークショップを開催。同校の生徒9人が参加した。

 この日は、篠原亨さん(71)ら会員5人と、いずれも同校1年、西川佑月さん(13)、山田悠月さん(12)が参加。庭園清掃▽マスコットキャラクター作り▽PR動画制作―などのプランについて実現性を検討。会員が、表情が異なる雪舟のキャラクター3案を提示し、いずれも高評価を得て、全部を採用して同会がシールを作ることを決めた。

 庭掃除は、雪舟作庭時の原型を残す庭園に触れる貴重な機会として、ワークショップに参加した生徒や会員が参加できるよう、同会が両寺に働き掛ける。動画は30分程度で雪舟と益田との関わりを紹介する内容とし、地元ケーブルテレビ局に制作を依頼する。

 西川さんと山田さんは「ワークショップに参加して雪舟さんに興味が湧いた。自分たちが出した案が実現すればうれしい」と話した。

2019年3月31日 無断転載禁止

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