神楽舞とダンス 異色コラボ 益田・グラントワで31日

益田市内の神楽社中のメンバーらと「岩戸」の通し稽古を行う藤田善宏さん(右)
 県西部の伝統芸能・石見神楽とコンテンポラリーダンスが融合する異色のイベントが31日、益田市有明町の県芸術文化センター・グラントワで開かれる。地元の神楽社中と、プロのダンサーで振付家の藤田善宏さん=東京都在住=の共演企画。27日夜は社中メンバーと藤田さんが初の通し稽古を行い、特色のある舞台の実現に向けて動きを確認した。

 地元からは、市内の社中でつくる同市石見神楽神和会青年部(浜崎元気(もとき)部長)が出演。藤田さんは演出と振り付けも担当し、法印や剛力のチャリと呼ばれるアドリブの掛け合いや悪狐(あっこ)の激しい舞が人気の「黒塚」、日本神話を題材にした「岩戸」の創作舞台を披露する。勇壮華麗と称される神楽舞独特の緩急の切れと、現代的なダンスによるしなやかな身体表現の美しさが堪能できる。

 青年部のメンバーは事前に藤田さんから演出プランを聞き、インターネット電話で舞を見てもらうなどして準備を進めてきた。27日の通し稽古では、メンバーら約20人と藤田さんら出演ダンサー5人が顔合わせし、独特の所作を確かめた。

 浜崎部長(33)は「ダンサーとのコラボはめったにないことなので、出演者である自分たちも楽しんで演じたい。合同で集まって舞う機会も日頃ないので、良いものを見せたい」と意気込んでいる。

 イベントは県といわみ芸術劇場が主催。入場券は前売り一般700円、大学生以下500円(当日は各500円増)、小学生以下無料。問い合わせはグラントワ、電話0856(31)1860。

2019年3月29日 無断転載禁止

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