輝(き)らりキッズ バレエコンクール 3位入賞

夢はプロのバレリーナ

 週6日練習 努力惜おしまず

  谷島(たにしま) 想乃(その)さん(米子・啓成小6年)

飛躍を誓い、大好きなバレエに打ち込む谷島想乃さん=鳥取市大覚寺、鳥取シティバレエ鳥取スクール
 鏡張(ば)りの壁(かべ)に囲まれた教室の中、華(はな)やかなレオタードをまとって笑顔を浮かべるのは米(よな)子(ご)市立啓(けい)成(じょう)小学校6年の谷(たに)島(しま)想(そ)乃(の)さん(12)です。谷島さんは1月に神(こう)戸(べ)芸(げい)術(じゅつ)センター(神戸市中央区)であったコンクール「第3回ヴィクトワールバレエコンペティション神戸2019」小学生の部(5、6年)で3位に入賞しました。昨年に続く2度目の挑(ちょう)戦(せん)で上位入賞を果たし、「実力を出し切れてうれしかった」とほほえみます。

 谷島さんは鳥取、米子両市内に教室がある「鳥取シティバレエ」(鳥取市大(だい)覚(かく)寺(じ))に所(しょ)属(ぞく)し、計130人のメンバーとともに日夜レッスンに励(はげ)んでいます。バレエを始めたのは3歳(さい)のころ、通っていた幼稚園(ようちえん)で教室のチラシを見て、音楽に合わせて踊(おど)る姿(すがた)がとても楽しそうに見えたことがきっかけでした。

 教室に入って以来、「できなかったところをマスターしていくのが楽しい」とバレエの魅(み)力(りょく)によりひかれました。現(げん)在(ざい)は週6日間教室に足を運び、毎日3~5時間にわたって打ち込(こ)みます。週末は電車に乗って米子の自(じ)宅(たく)から鳥取市の教室まで出かけるなど、大好きなバレエのためには努力を惜(お)しみません。指導する中(なか)川(がわ)亮(りょう)先生(32)は「普(ふ)段(だん)から熱心に練習している。これからも努力を続けてほしい」と評(ひょう)価(か)します。

メンバーとともにレッスンに励む谷島想乃さん(中央)=鳥取市大覚寺、鳥取シティバレエ鳥取スクール
 そんな練習の成果を発(はっ)揮(き)できたコンクールは、小学生をはじめ高校生や社会人など全国から幅(はば)広い年(ねん)齢(れい)層(そう)の計300人が出場しました。

 谷島さんの部門は約40人が出場し、半数以上が予選で脱(だつ)落(らく)する厳(きび)しいルールでした。予選を通(つう)過(か)したものの上位に入れなかった昨年の分まで頑(がん)張(ば)ろうと、今年は得意とするゆったりした曲調の「海(かい)賊(ぞく)・第2幕(まく)メドーラのVa」を選(せん)択(たく)。伸(の)びやかさが武(ぶ)器(き)という自身の踊りをアピールするため、指先からつま先までしっかりと伸ばしながら「丁(てい)寧(ねい)に丁寧に踊ろう」と集中して臨(のぞ)みました。

 3位入賞の結果が出た時「最初はびっくりしたけど、自信が付いた」と振(ふ)り返る谷島さん。4月からは中学校へ進学し、バレエとともに弓道部か美術部に入って、部活動と両立しながら汗(あせ)を流します。

 8月には次なる目標の「全国ジュニアバレエコンクールジャパングランプリ」が控(ひか)え、バレエへの情(じょう)熱(ねつ)はますます大きくなっていきます。「将(しょう)来(らい)はプロのバレリーナになって、子どもに教える先生になりたい」と意気込む谷島さんの姿は、コンクールを経(へ)てまた一つ美しくなりました。


プロフィル
【好きな教科】国語
【好きな色】水色
【好きな食べ物】リンゴ
【好きな曲】白鳥の湖

2019年3月27日 無断転載禁止

こども新聞