銀山彩る ひな人形700点 住民が持ち寄り展示

ずらりと並んだひな人形を鑑賞する来場者
 地域住民が持ち寄ったひな人形約700点を一堂に集めた「おひなさま展」が、大田市大森町の大森まちづくりセンターで開かれている。明治期以降に作られた華やかな人形が、世界遺産・石見銀山遺跡の町並みに彩りを添え、散策客らが鑑賞を楽しんでいる。入場無料で、10日まで。

 同センターが桃の節句に合わせ、住民からの寄贈や貸し出しを受けて毎年開催。古くは1890(明治23)年に作られたものから昭和初期、平成とさまざまな時代の人形が並ぶ。2018年4月の県西部地震で蔵が被災し、自身での保管が困難になったとして、提供の申し出があった人形もある。

 会場は春めいた雰囲気に包まれ、散策客や家族連れなどが「きれい」「かわいい」と感想を話し合いながら、カメラやスマートフォンで熱心に撮影している。

 同センターの山下幸弘センター長は「多くの住民にご協力をいただき、ありがたい。ひな人形を通して伝統行事や歴史に関心を寄せてほしい」と話した。

 開催時間は午前10時~午後4時(最終日のみ午後3時まで)。

2019年3月5日 無断転載禁止

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