旧三江線の駅にアートを 中学生議会で邑智中生24人

美郷町執行部に質問する邑智中学校3年生の生徒(中央)
 邑智中学校(美郷町粕渕)の生徒が議員役を務める「中学生議会」が21日、近くの町役場議場で開かれた。3年生24人が“議員”として参加。町執行部に、まちづくりの課題やアイデアを次々とぶつけた。

 行政や議会に関心を持ってもらおうと、同校と町、町教育委員会が初めて企画。傍聴席で議員や住民が見守る中、議長役の中田優太さん(15)が開会宣言し、生徒たちが7班に分かれて質問に立った。

 空き家や空き店舗の利用について質問した班は、町中心部の空き家を利用し、飲食店が集まる「グルメストリート」をつくれないかと提案。旧JR三江線を取り上げた班は、駅にアート作品を描いたり、映像を投影する「プロジェクションマッピング」をトンネル内で実施したりする案を出した。

 各班の質問時間は15分と短かったが、タブレット端末や大型モニターを活用し、写真やグラフを交えて主張を分かりやすく説明。嘉戸隆町長から「検討を進めたい」と、前向きな答弁を引き出す班もあった。

 旧三江線を取り上げた岩谷峻太郎さん(15)は「お金が掛かるのですぐにはできないかもしれないが、実現すればうれしい」と期待。嘉戸町長は「町を思う本気度と愛着心を感じた。非常に頼もしい」と感心していた。

2019年2月22日 無断転載禁止

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