車両火災想定し対応訓練 江津・3月全線開通の県道トンネル

車から油が漏れ出たとの想定で、吸着マットなどで除去訓練を行う作業員
 3月に全線開通する県道浅利渡津線の江の川トンネル(江津市松川町)で14日、車両火災を想定した訓練が実施された。消防など関係機関が参加し、情報伝達から消火、救助など一連の流れを確認した。

 消防のほか、県と市、警察の4機関から計35人が参加。午前10時ごろトンネル内で車両の単独事故が発生し、同乗者が負傷、車両から火が上がったとの想定で行った。

 事故発生の知らせを受け、警察官が消防や道路を管理する県に連絡。消防隊員が大型油圧救助器具で車のドアを開け、負傷者を救急車に乗せた後、車の消火訓練を行った。県関係者は車のスリップを防ぐため、漏れた油を吸着マットなどで除去する流れを確かめた。

 県浜田県土整備事務所の奥村恭所長は「トンネル事故は、多数の人命に危険が及ぶ恐れがある。訓練で関係機関の連携を深め、有事に備えたい」と話した。

 県道浅利渡津線は江津市浅利町から渡津町をつなぐ延長4・6キロ。浅利町から松川町にかけての浅利工区(2・0キロ)が2006年度に先行して開通しており、今回、松川町から渡津町にかけての渡津工区(2・6キロ)が完成し、3月17日午後6時に全線の供用が始まる。

2019年2月15日 無断転載禁止

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