教育行政に保護者の声 大田・長久小 PTAと市教委意見交換

学力問題などをテーマに意見を交わすパネリストたち
 大田市長久町の長久小学校PTAと市教育委員会によるパネルディスカッションがこのほど、同校であった。学力向上など教育を巡る課題への保護者の参加意識を高めるのが狙い。パネリスト3人が教育現場の実態や改善案などを話し合い、保護者や住民約30人が聞き入った。

 教育の場に保護者の参加が少ないとして、保護者が抱く悩みや問題意識を明らかにし、教育行政に反映させようと企画した。

 森脇彰PTA会長(43)は2018年末、保護者130人にアンケート調査し、教育で最重視する内容は「基礎的な学力」だったほか、高学年になると学習塾、習い事への投資額が月1万円以上となっているのが回答者の24%、経済的な負担感があるとするのが55%に上っている結果を紹介。「教育への投資は公の利益にかなう。家庭だけでなく、地域や行政の協力も重要だ」と指摘した。

 船木三紀夫教育長は、ボランティアなどを活用した学習の場について「学力向上への校外の環境を、民業圧迫にならないよう考慮しつつ整えたい」と応じた。

 PTA「母親委員」の伊藤聡子さん(42)は「子どものやる気を高めるには、頑張るきっかけとなる人、物との『出会い』が大事だ」と述べた。

2019年2月13日 無断転載禁止

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