ほのかに雪あかり 大田・三瓶

周囲を柔らかな光で照らす雪灯籠=大田市三瓶町、レストハウス山の駅さんべ前
 国立公園・三瓶山麓を雪の灯籠で照らす「さんべ志学の雪あかり」が10日、島根県大田市三瓶町であった。約1千個の雪灯籠の柔らかな明かりがほのかに浮かび、訪れた家族連れたちが幻想的な雰囲気を楽しんだ。

 地元住民などでつくる実行委員会が毎年開催。三瓶町志学地区の温泉街で行ってきたが、2018年4月の島根県西部を震源とした地震で休憩所に使う建物に被害があり、三瓶西の原にあるレストハウス前の芝生に会場を移した。

 実行委のメンバーやボランティアが雪をバケツで固め、高さ約20センチの灯籠を製作。スコップで穴を開け、LED照明のろうそくを立てた紙コップを灯籠の中に一つずつ並べた。暖冬のため、雪は会場周辺の山麓から運んだ。

 辺りが暗くなるにつれて淡い光が浮かび上がった。来場者は会場一帯を散策しながら光に見入り、スマートフォンやカメラで熱心に写真に収めた。初の取り組みとして雪像コンテストもあり、島根県内外から参加した5組がアニメのキャラクターなどを表現した。

 大田市三瓶町の住民グループ・池田地区まちづくり推進協議会の中間功会長(69)は「雪不足で開催を心配したが、素晴らしかった」と話した。

2019年2月12日 無断転載禁止

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