イラストレーター・やましたさん 芸術の都・パリで作品展示

自作を手に、海外での活動に意欲を示すやましたまほさん=松江市内
 松江市在住のイラストレーター、やましたまほさん(33)の作品が2月から、フランス・パリのギャラリーで展示販売されている。現地で開かれた日本作家の展覧会で、作品を気に入ったギャラリー店主が強く要望して実現。やましたさんは欧州にも目を向けながら、活動の幅を広げようと意欲を燃やしている。

 やましたさんは手描きとデジタル両方の手法で似顔絵を中心に手掛け、気持ち悪いけどかわいい”キモカワ系”の架空キャラクターを描き続けてきた。

 日本の芸術家の展覧会を国内外で開いている会社の声掛けで昨年、海外向けに「HIRAKU(ヒラク)」を名乗って活動を始めた。10月にパリであった日本作家の展覧会に出品したところ、5部門127点のうち、洋画部門に出品したやましたさんのデジタルアートに唯一買い手が付いた。

 購入したのが今回展示販売を行っているギャラリーの店主セザール・レヴィさんで、展覧会後すぐに来日してやましたさんに直接思いを伝え、スケジュールが決まった。

 「女性のダークな部分を表現した」(やましたさん)という、展覧会出品作「woman」を含む、不思議な雰囲気が漂うカラフルな新作デジタルアート5点が、店主所有の草間弥生さんや村上隆さんの作品とともに、3月中旬まで並ぶ予定。レヴィさんからは「日本を代表する現代美術家になってほしい」と激励されているという。

 やましたさんは近くパリのギャラリーを訪ねる予定で「現地の人の声を生で聞いてみたいし、今後につながるようにアピールしたい」と意気込みを語った。

2019年2月12日 無断転載禁止

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