高校生の知恵で地域課題解決 松江で「しまね未来共創フェスタ」

自分たちで制作した地元情報の小冊子を紹介する高校生
 地域課題解決へのアイデアを高校生が披露するイベント「しまね未来共創フェスタ」が9日、松江市学園南1丁目のくにびきメッセで始まり、外国人観光客の呼び込みや地元の駅の盛り上げに向けた対策などを考えた。

 高校の特色ある活動を支援する民間団体「地域・教育魅力化プラットフォーム」(松江市、水谷智之代表理事)が主催し、県内高校生約60人が参加した。

 松江北高校の生徒は、外国人へのインタビューを基に、買い物で言葉が通じず困っている現状を把握。地元スーパーの協力を得て、英語と中国語で商品を説明する表示を置いた取り組みを報告した。

 商品の値段が変わるため、同じ表示を長期間使えないなど課題も浮上。生徒は「高校生でも地域課題に関われると分かり、地域に目が向くようになった」「小さなことから取り組みたい」と感想を述べた。

 大東高校のグループは、多くの生徒が通学に利用するJR出雲大東駅(雲南市)の駅長に取材し、駅の魅力を伝える小冊子を作った。3月に発行予定で、生徒は「毎日使っていても知らないことがたくさんあった」とし、地域への視野が広がったことに胸を張った。

 参加した隠岐高校2年の谷本誓さん(17)は「思いを伝えられてうれしかった」と話した。

 最終日の10日は、高校生や大学生、地元経営者が島根の今後を語り合う。

2019年2月10日 無断転載禁止

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