デサント、伊藤忠のTOBに反対 「株主共同の利益を侵害」

 デサント本社に掲げられたロゴ=7日午前、大阪市天王寺区

 スポーツ用品大手のデサントは7日午前、臨時取締役会を開き、筆頭株主の伊藤忠商事による株式公開買い付け(TOB)に対し、反対を決議した。昨年秋に表面化した両社の対立は、国内では異例の敵対的TOBに発展した。反対する理由について「当社の企業価値を毀損し株主共同の利益を侵害する」とのコメントを出した。

 取締役会出席者のうち、伊藤忠出身者2人を除く8人の取締役と監査役3人が反対で一致した。デサントは7日午後にTOBに反対を表明した経緯について報道陣に説明すると発表した。

 伊藤忠は7日、「粛々とTOBを進めていく」との立場を明らかにした。

共同通信社 2019年2月7日 無断転載禁止