豚コレラ5府県拡大「重大局面」 愛知・豊田の養豚場出荷で感染

 豚コレラの陽性反応が出た愛知県豊田市の養豚場へ防疫作業のために集まった防護服姿の作業員=6日午前9時29分

 愛知県は6日、県の遺伝子検査で豚コレラの陽性反応が出た同県豊田市の養豚場の豚の感染が国の検査で確定したと明らかにした。農林水産省によると、この養豚場が出荷した施設のうち、長野、岐阜、愛知、滋賀、大阪の養豚場でも感染を確認。昨年9月に岐阜市の養豚場で26年ぶりの発生が判明した豚コレラは5府県に拡大した。

 吉川貴盛農相は6日、省内での対策会議で「極めて重大な局面を迎えている」と述べ、防疫措置の徹底を指示した。

 愛知県は陸上自衛隊に災害派遣を要請し、豊田市の養豚場の全約6600頭の殺処分を始めた。半径10キロ圏にある6施設の計約1100頭の出荷も禁止した。

共同通信社 2019年2月6日 無断転載禁止