統計不正、初動から身内で聴取 有識者連絡は年明けと厚労相

 参院予算委で答弁する根本厚労相(右端)。手前左端は安倍首相=6日午前 参院予算委に臨む安倍首相=6日午前

 根本匠厚生労働相は6日の参院予算委員会で、昨年12月に統計不正問題が発覚した直後、厚労省が監察チームの外部有識者に連絡せず、関係者の聴取を身内だけで始めたと明らかにした。有識者には年明けに連絡した。後に監察チームの業務を引き継いだ特別監察委員会だけでなく、初動調査についても中立性が問われる形となった。

 安倍晋三首相は特別監察委の報告書について「概要について秘書官から報告を受けた。そのものは読んでいない」と述べた。国民民主党の足立信也氏は「これだけ大事な問題なのに読んでいないのか」と批判した。

共同通信社 2019年2月6日 無断転載禁止