人気漫画「四十七大戦」初の舞台化 11月鳥取公演も

「四十七大戦」の舞台化をPRする関係者=東京・新橋、クリーク・アンド・リバー
 都道府県の守り神「ゆる神」として擬人化された「鳥取さん」を主人公に、首都の座を懸けて他県との人口争奪戦に挑むストーリーが人気の漫画「四十七(しじゅうしち)大戦」が10月、東京で初めて舞台化される。11月には鳥取公演も予定しており、物語の序盤に当たる「鳥取VS島根」など、中国地方の県同士の戦いを軸に壮大なスケールで描く。

 同作は2016年からインターネット上のコミック配信サイトで連載開始。5冊の単行本を出版し「WEBマンガ総選挙2018」で1位を獲得した。人口減少による自然消滅を避けるため、鳥取さんをはじめとした各県のゆる神が生き残りを懸けて戦い、東京に代わる新首都を目指す。

 キャラクターの造形をはじめ、互いの攻撃により「人口」を奪い合い、敗れた県は勝った県に併合されるユニークな設定などが人気を集めている。

 舞台はプロデュース業の「クリーク・アンド・リバー」(東京都)が制作し、鳥取県などが協力する。10月に東京・新宿の「SHINJUKU(シンジュク)FACE(フェイス)」、11月に鳥取市扇町の県民ふれあい会館での上演を予定。詳細は今後、同社が順次公開する。3月に実施するオーディションでは、物語に登場する鳥取、島根、広島、岡山、山口のゆる神を各県出身者から選ぶ。

 3日に都内で制作発表の記者会見があり、同社舞台芸術事業部の川口比呂樹プロデューサーは「アンテナショップが劇場に代わったような演劇を作る」とPRした。平井伸治知事は「女性を中心に熱狂的ファンがいる。鳥取県内や島根県も含めて巡り歩いてもらう仕掛けを考えたい」と意気込んだ。

2019年2月5日 無断転載禁止

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