首相、中国主席に年2回来日要請 関係改善で外交足場固め

 安倍晋三首相、中国の習近平国家主席

 安倍晋三首相が中国の習近平国家主席に対し、今年2回の来日を要請していたことが4日、分かった。日本政府は6月の大阪での20カ国・地域(G20)首脳会合時に加え、秋に国賓として迎えると中国側に打診した。首脳外交を活発化させ、関係改善をさらに進めたい考え。複数の日中関係筋が明らかにした。ロシアとの北方領土返還交渉や日朝交渉再開をにらみ、外交で足場固めを図る思惑もありそうだ。

 国家主席の年2回来日は、実現すれば、2008年当時の胡錦濤国家主席以来。複数の日中関係筋によると、首相は昨年10月に訪中した際、習氏夫妻が北京の釣魚台迎賓館で開いた夕食会で直接要請した。

共同通信社 2019年2月5日 無断転載禁止