海賊版サイト、刑事罰対象限定を 反対相次ぎ修正、最終報告

 文化審議会の小委員会は4日、漫画などの海賊版サイト対策に関する最終報告書を公表した。著作権を侵す違法ダウンロードの対象範囲をインターネット上の全ての著作物に拡大する一方、刑事罰を科す対象は、悪質な行為に限定するよう求めた。先月まとめた報告案では全ての違法ダウンロードに刑事罰を科す方向だったが、委員から反対意見が相次いだため、内容を修正した。

 13日の著作権分科会で了承される見通し。報告を踏まえ、文化庁は今国会に著作権法改正案を提出する。

 報告書は、海賊版対策として、現在は映像と音楽に限定している違法ダウンロードの範囲拡大が「有力な選択肢」と強調している。

共同通信社 2019年2月4日 無断転載禁止