暴れる鬼 追い払う 津和野

石見神楽の鬼に向けて豆をまく神職たち
 日本五大稲荷の一つ、津和野町後田の太皷谷稲成神社であった恒例の節分祭では、拝殿で暴れ回る石見神楽の鬼めがけて神職たちが豆をまき、一年の無病息災を願った。

 角河和幸宮司が祝詞を奏上し、みこが舞を奉納。総代や参拝客が玉串をささげた。続いて、邪気を払い、一年の幸福を招く「鬼やらい神事」があり、同町の日原神楽社中のメンバーが扮(ふん)した鬼が登場。参拝者の近くを歩き回り、鬼棒を振り回すなどして驚かせたが、角河宮司や総代たちが豆を投げつけ、追い払った。

 豆が入った1500個の袋が拝殿でまかれ、参拝者は福を授かろうとわれ先にと拾い集めた。

 益田市高津町の高津柿本神社(中島匡博宮司)でも午前と午後の2回、家内安全、無病息災を祈る節分祭の豆まき神事があり、参拝者が小袋に入った福豆を求めて盛んに手を伸ばした。

 家族と訪れた浜田市立松原小学校6年、花崎和也君(12)は「福豆が取れてうれしい。春から中学生なのでしっかり勉強ができるよう祈った」と話した。

 同日は益田市の石見神楽保存会久城社中が同神社境内で神楽舞を奉納し、終日にぎわった。

2019年2月4日 無断転載禁止

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