今世紀末、海面1・3m上昇も 温暖化で、従来予測上回る

 海に流れ出すグリーンランドの氷河。海面上昇を加速させると懸念されている(共同)

 地球温暖化による海面上昇が従来の予測を大きく上回り、20世紀末ごろと比べ今世紀末に最大1・3メートル上がる恐れがあるとした国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の特別報告書原案が2日、判明した。海面温度が一部で極端に高くなる「海の熱波」の発生頻度が増し、生物に大きな影響を与えるとの新見解も盛り込んでいる。

 温暖化に伴う海の変化が、社会や生態系が直面する問題を深刻化させるとも指摘。パリ協定が本格始動する2020年を前に温室効果ガスの一層の排出削減を求める声が高まるのは確実だ。

 判明したのはIPCCの「海洋と雪氷圏に関する特別報告書」原案。

共同通信社 2019年2月2日 無断転載禁止