ペンと乳(28) 保育所落ちた!

年度途中入所の難しさ実感

 松江市の保育所入所申し込み結果通知の日。届いたのは「枠を確保できませんでした」という通知。要は、落ちたということ。えーっ、何で落ちたんだろう? これからどうなるの? モヤモヤがあふれてきた。

 「年度途中の入所はハードルが高い」「復帰を早めてでも4月に入れてしまった方がいい」という話は耳にしていた。それでも、子が1歳になる7月に入所できるよう、年度途中に申し込んだのが間違いだったか。

 落ちた時点で、定員にまだ空きがある保育所への再募集に申し込まなければいけない。年度途中入所の空き枠一覧を見ると、旧町村を除く市内中心部には1園に1人分の枠しか残っていなかった。一方、4月入所の枠はわずかだが複数の園に空きがあり、自宅や職場にも近い園にも枠が残っていた。

 年度途中の申し込みを諦めずに1人の枠に懸けるか、諦めて4月入所に申し込むか…。併願はできない決まり。1人の枠に懸ける勇気はなく、年度途中の復帰を諦めることにした。

 2次募集の結果通知は1カ月後の3月頭。もしそこで4月入所が決まったとしても、準備期間がたった1カ月しかない。知り合いは1次募集で入所が決まった親子ばかりで、入園前の面談や、保育園グッズなどの準備を始めていた。取り残された気持ちでそわそわした。

 それにしても、せっかく育児休暇を1年間取れる権利があって、それを希望しているのに、諦めなければならないのはもどかしい。年度途中に入りにくい理由は分かる。3月に卒園する子どもの分、4月に多く入園できるのは当然だし、年度途中に子どもが増えれば保育士の確保も必要だ。激戦の都会では、4月生まれを狙って「妊活」する人もいるらしい。すごい時代だ。

 預ける側と預かる側、双方が無理なく納得いく選択をするには、どうすればいいんだろうか。答えは出ないまま、2次募集の申し込み書類を提出した。

2019年2月2日 無断転載禁止