厚労相、局長級幹部を更迭 統計不正の報告漏れで

 参院本会議に臨む根本厚労相=1日午前

 根本匠厚生労働相は1日、新たに賃金構造基本統計でも不正が見つかった問題を受け、担当責任者である局長級の大西康之政策統括官(58)を同日付で大臣官房付とすると発表した。事実上の更迭。後任には総合政策担当の藤沢勝博政策統括官(56)が就任する。

 一方、安倍晋三首相は参院本会議で、統計不正を巡って野党が求めた根本氏の罷免要求に対し「根本氏は全力で対応に当たってきた。再発防止に取り組んでほしい」と述べ、重ねて拒否した。

 根本氏は「総務省の一斉点検で報告漏れがあった。大変遺憾だ。職務を担わせることは適当でない」と述べた。

共同通信社 2019年2月1日 無断転載禁止