首相、昨年末に統計不正精査指示 衆院本会議、野党は全容解明要求

 衆院本会議で答弁する安倍首相=30日午後

 安倍晋三首相は30日の衆院本会議で、厚生労働省による毎月勤労統計の不正問題について「昨年12月28日に厚労省側から報告を受けた。その際、しっかりと事案を精査するよう指示した」と明らかにした。同時に「再発防止に全力を尽くすことで政治の責任を果たす」と強調した。野党は不確かな統計数値に基づく2019年度予算案の審議を強いられると影響の全容解明を迫った。施政方針演説など政府4演説に対する各党の代表質問で、党首クラスの国会論戦が始まった。

 根本匠厚労相は昨年12月20日に統計不正の報告を受けたが問題を明らかにしないまま翌21日に10月分の勤労統計の確報値を発表。

共同通信社 2019年1月30日 無断転載禁止