避難所の鍵を自動解錠へ、兵庫 加古川、災害時に放送波利用

 避難所の入り口に設置された、電波で自動解錠できる鍵ボックス=兵庫県加古川市

 大地震や津波などの災害時に、住民に避難指示を伝えるのと同時に、避難所の鍵を自動で開ける全国初のシステムの運用を、兵庫県加古川市が今春始めることが28日分かった。放送波を利用した仕組みで、屋外スピーカーや戸別防災ラジオの端末から音声を流す一方、電波による遠隔操作で各避難所の鍵を収納している「鍵ボックス」を一斉に開ける。

 自治体職員らが駆け付けなくても自動で鍵が開くため、住民の手で迅速に避難所を開設できる。防災専門家は「職員の駆け付けまでの時間を省ける画期的な仕組み」と評価している。

 「鍵ボックス」はDXアンテナ(神戸市)が開発した。

共同通信社 2019年1月28日 無断転載禁止