カワウソ商業取引禁止を 絶滅懸念、インドなど規制提案

 警視庁が摘発した密輸未遂事件でタイから運ばれたコツメカワウソ(東京税関提供)

 東南アジアなどにすむコツメカワウソとビロードカワウソで絶滅の恐れが強まっているとして、インドやネパールなどがワシントン条約で商業目的の国際取引を禁止する提案を条約事務局に提出したことが26日、分かった。生息地の環境破壊に加え、ペット需要が高まる日本向けの違法取引が目立ち、規制の強化が不可欠だと判断した。

 提案は今年5~6月にスリランカで開く締約国会議で議論され、投票国の3分の2以上の賛成で決まる。日本では今月、密輸を図ったとして男2人が逮捕されるなど摘発が相次ぐ。日本の環境省は「(提案に)賛成するかどうかは検討中」としている。

共同通信社 2019年1月26日 無断転載禁止