統計不正、聴取やり直し 厚労省、監察委調査の不備認める

 閣議を終え、引き揚げる根本厚労相=25日午前、首相官邸

 毎月勤労統計の不正問題を巡り、政府は25日、厚生労働省の特別監察委員会の調査で職員同士が聴取していたケースがあったことを受け、外部有識者が聴取をやり直す方針を決めた。事実上、調査結果の不備を認めた形だ。与野党からの「お手盛り調査」との批判を受けた対応だが、いったん報告書を出した後に再調査するのは異例。

 根本匠厚労相が同日の記者会見で明らかにした。これまで実施していなかった都道府県担当者らへの聴取も行う。

 根本氏は再聴取の理由を「監察委の報告書に、いささかの疑念も生じることがないようにする」と説明した。

共同通信社 2019年1月25日 無断転載禁止