韓国、前最高裁長官を逮捕 徴用工訴訟、介入で遅延

 23日、逮捕状審査を受けるためソウル中央地裁に出頭する梁承泰容疑者(中央)(共同) 韓国の梁承泰・前最高裁長官=11日、ソウル(共同)

 【ソウル共同】韓国最高裁が朴槿恵前政権と癒着し、二審で日本企業に賠償を命じた元徴用工訴訟の上告審で確定判決を出すのを遅らせたり、二審の破棄を促したりしたとされる事件で、ソウル中央地検は24日未明、職権乱用容疑などで前最高裁長官、梁承泰容疑者(70)を逮捕した。韓国で最高裁長官経験者の逮捕は初。

 文在寅大統領は10日の記者会見で、元徴用工訴訟への対応はこの事件の「捜査状況を見守ってから判断すべきだ」と発言。23日に行われた日韓外相会談でも元徴用工問題の解決の糸口を見いだせなかった。梁容疑者の逮捕は文政権が打ち出す対応の内容や時期に影響を与える可能性もある。

共同通信社 2019年1月24日 無断転載禁止