練習重ねた伝統の舞披露 浜田で「子供神楽祭り」

激しい斬り合いを演じた石見神楽長浜社中の団員たち
 浜田市内にある石見神楽団体に所属する子どもの団員たちが出演する「石見子供神楽どんちっち祭り」が20日、同市黒川町の石央文化ホールで開かれた。8団体に所属する高校生までの子どもたちが、放課後や休日に繰り返し練習してきた伝統の舞を披露した。

 石見神楽の後継者を育成しようと、同市殿町の日本海信用金庫がチャリティーイベントとして主催し、今年で11回目となる。小学生から高校生までの団員が中心となり完成度の高い舞と奏楽を、約600人が集まった観客席に届けた。

 このうち、石見神楽亀山社中は、ひょうきんな動きを舞に取り入れた「恵比須」を披露した。

 舞が終わると、会場内の子どもたちがステージ前に詰め掛けた。団員とスタッフが大量のあめをばらまき、子どもたちは歓声を上げながら夢中であめを集めた。

 石見神楽長浜社中は「天神」を披露。菅原道真と藤原時平の緊迫した斬り合いを見事に演じ、会場からは大きな拍手と声援が送られた。

 浜田市上府町の保育園児、原田翔貴ちゃん(6)は「あめをもらって楽しかった。『八幡』の戦うところが良かった」と笑顔を見せた。

2019年1月21日 無断転載禁止

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