往時の津和野 絵巻や図で 町郷土館で企画展

江戸時代から近代にかけての津和野に関する絵図
 江戸時代から近代にかけての津和野の町並みや名所を、当時の絵巻や図面、古写真といった資料45点を通して紹介する企画展が津和野町森村の町郷土館で開かれており、来館者が、城下町として栄えた往時の様子などに想像を巡らせている。2月4日まで。

 主に津和野城や城下町に関する絵図などを展示。江戸時代後期の城下町の平面図に武家屋敷に住む藩士の名前を一つずつ記した町割りの図面や、1677年の地震で破損した城の修理許可を幕府に求めるため、石垣の破損箇所を詳細に記録したものなど、当時の津和野藩の状況が見て取れる貴重な資料が並ぶ。

 また、江戸末期にあった流鏑馬(やぶさめ)や鷺舞(さぎまい)神事など、現在も続く伝統行事の様子を描いた絵巻のほか、郷土料理の芋煮を食べているとみられる宴席の場を描いた絵図、全国の名所の一つとして秀峰・青野山の風景写真が掲載された画集なども展示している。

 同館の小杉紗友美主任学芸員(41)は「古文書などとは違った観点で昔の津和野を感じられるので、ぜひ足を運んでほしい」と呼び掛けた。入館は有料(町民を除く)。開館時間は午前8時半~午後5時で、火曜日休館。

2019年1月18日 無断転載禁止

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