顔つき りりしく 出番待つイノシシ 浜田・尾上窯で置物製作 最盛期

来年のえとにちなんだイノシシの置物の出来栄えを確かめる螺山勝実さん
 浜田市長沢町の石見焼工房・尾上窯で、来年のえとにちなんだイノシシの置物の製作が最盛期を迎えている。代表の螺山勝実さん(60)がやすりを使って形を整えるなど丁寧に仕上げ、りりしい顔つきの置物が工房内に並ぶ。

 同工房では贈答用などとして30年前から毎年、えとの置物を作り、県内外の土産物店などに納品しているほか、電話での注文を受け付けている。

 今年も、螺山さんが8月下旬ごろからデザインを考え始めた。顔が斜め上を向く勇ましい姿と、短く愛らしい尻尾が特徴的で、全長25センチ、高さ18センチの大きいサイズをはじめ、形やデザインが異なる4種類の計150個を製作する。

 螺山さんは工房内で、素焼きした置物をやすりで削って形を整え、仕上がり具合を確認。釉薬(ゆうやく)を塗り、窯入れに備えるなど、作業が佳境を迎えており、「新年が明るく良い年になるように、イノシシの顔が真っすぐ向くよう、思いを込めて作った」と話した。

2018年12月6日 無断転載禁止

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