降り注ぐ薄紫、藤の花幻想的 大山の住雲寺
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ライトアップされた藤の花を楽しむ来場者=4日午後7時53分、鳥取県大山町古御堂、住雲寺 |
境内には樹齢50年前後の藤の木が4本あり、最も枝張りが大きいものは幅20メートル、奥行き15メートルに達する。藤棚から長さ1メートル前後の花房がびっしりとぶら下がり、風に揺れながら甘い香りを振りまいている。
4日は、日没後に照明がともされると、暗闇に映えて一段と花の美しさが増した。県内外から訪れた写真愛好家やカップルが、幻想的な景色を写真に収めて楽しんでいた。
ライトアップは5月中旬まで、日没から午後10時に行われる。見ごろは7日ごろまでという。
出雲市平田町から訪れた会社員熱田勝敏さん(50)は「こんなに大きい藤棚は初めて見た。花がぶら下がる風景に癒やされます」と話した。
2017年5月5日 無断転載禁止