記事や写真、要点学ぶ 江津市で高齢者参加新聞教室
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水野幸雄NIE担当(中央奥)から新聞のレイアウトについて説明を受ける参加者 |
しちだ・教育研究所(江津市)や山陰中央新報社など5団体が取り組み、新聞作りなどを通じた高齢者の社会参画や脳の活性化を検証する「コミュニティ形成支援『脳プレ+』プログラム開発検証事業」の一環。これまでに、嘉久志町内の65歳以上の40人を対象として、本紙コラム「明窓」の書き写しなどに取り組んできた。
新聞教室は、地域の話題などを取り上げる「コミュニティ新聞」を作るために開いた。
山陰中央新報社の水野幸雄NIE担当が講師を務め、第1段落に概要をまとめる記事の書き方などを交え、「大切な要素から順番に書いていく」と説明。写真の撮り方では、大きさが分かるように比較する物を置く方法などを紹介した。
参加した林志保子さん(76)は「写真の撮り方や記事の書き方について、とても勉強になった」と話した。
2016年7月28日 無断転載禁止