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  • 消費税増税まで半年/実効性のある対策に

    2019年4月4日

     10月の消費税率引き上げまで残り半年を切った。総額2兆円に上る消費税増税対策を盛り込んだ2019年度予算が3月27日に成立し、対策の制度設計やレジ・経理システムの更新など官民で準備が本格化してきた。

  • 改元詐欺に注意

    2019年4月3日

     元号が「令和」に変わると、「平成」時代のキャッシュカードは使えなくなります-。そんな封書が届いたり、電話がかかってきたりしても、決して取り合わないように。新天皇の即位まで1カ月を切り、次の元号が決定

  • 島根県教職員働き方改革/教育の質向上に生かせ

    2019年4月3日

     島根県教育委員会は教職員の残業時間制限を柱とする働き方改革プランを策定し、4月から県内の公立学校で実施する。これまで事実上青天井だった残業時間を原則月45時間以内に制限、長時間労働を是正し、教職員の

  • 「平成最後」から「令和最初」へ

    2019年4月2日

     昨春から頻繁に耳にする「平成最後」というフレーズが使えるのも、残り1カ月ほど。新年度がスタートしたきのうは各地で平成最後の入社式があり、新聞社にも初々しい新人が加わった▼「山陰の発展と活性化に少しで

  • 新元号「令和」/改元を新たな力に

    2019年4月2日

     政府は5月1日の新天皇即位に伴う新元号を「令和(れいわ)」と決定した。皇位継承前の新元号公表は憲政史上初めて。安倍晋三首相は公表後の記者会見で「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意

  • 外国人材受け入れ/共生へ課題克服を急げ

    2019年4月1日

     新たな在留資格「特定技能」により、外国人労働者の受け入れを拡大する新制度がスタートした。5年間で最大34万5千人と見込まれ、人手不足の介護や農業、外食業など14業種で即戦力にと経済界は期待を寄せる。

  • くじ引きと元号

    2019年4月1日

     恥ずかしながら、今の会社はあみだくじで決めた。複数の会社から内定を得て将来性などを熟慮したが、どうしても決断できなかった。結果に後悔はない▼くじは神の意志を聞く行為とされ、政に関する重要な場面で用い

  • 高校生の自分と向き合う/誇りと希望持てる島根に

    2019年3月31日

    日本政策投資銀行松江事務所長  上定 昭仁 仕事のしすぎか、飲みすぎか、面白い夢を見た。話している相手は高校時代の私。島根のことが嫌いで都会に出て身を立てると言っている。今の私が島根の現状を説明する役

  • 松橋事件再審無罪/過ちはなぜ起きたのか

    2019年3月31日

     熊本県で1985年に男性が殺害された「松橋(まつばせ)事件」で殺人罪などに問われ、懲役13年が確定し服役した宮田浩喜さんの裁判をやり直す再審の判決があり、熊本地裁は殺人罪について無罪を言い渡した。自

  • 球春に咲く

    2019年3月31日

     昔、プロ野球の大洋(現DeNA)に2人の近藤がいた。一人は独特の天秤(てんびん)打法で安打を量産した近藤和彦、もう一人はバントの名人で小技を繰り出しては相手チームをかき回した近藤昭仁の両選手。共にセ

  • 県議選告示

    2019年3月30日

     一つの時代の終幕に向かうカウントダウンのただ中にいる。先週、電撃的に発表されたイチロー選手の引退も同年代としてそう強く実感させる出来事だった。5月1日に新天皇即位を控え、あさってには新元号が発表され

  • 日産ガバナンス委報告/提言踏まえた新体制を

    2019年3月30日

     日産自動車の「ガバナンス(統治)改善特別委員会」が最終報告をまとめ、統治機能の立て直しに向け社外取締役の積極的な活用を柱とする改革を進めるよう求めた。 カルロス・ゴーン前会長への権限集中が不正の温床

  • 花見酒

    2019年3月29日

     桜の開花が発表され、山陰もいよいよ花見シーズンを迎える。若い頃は職場の花見の場所取りをさせられたり、悪酔いをした先輩に絡まれたり。花よりも酒にまつわる記憶の方が多い▼落語にも「花見酒」の演目がある。

  • 米欧の金融政策/日本経済への影響注視を

    2019年3月29日

     米連邦準備制度理事会(FRB)が年内の利上げを見送るとともに、保有資産の縮小を9月末に停止する方針を示した。欧州中央銀行(ECB)も年内の金融引き締めを断念しており、世界経済の減速を背景に米欧の金融

  • 教えの灯り

    2019年3月28日

     海に面した浦の背後の高台にある出雲市立塩津小学校の閉校式に立ち会い、仏教学者・中村元博士が36年前に専門紙への寄稿で触れた「信後の行」の大切さを思った。信心からにじみ出る行動の尊さを説いたと受け止め

  • 2019年度予算成立/深掘り欠き課題残した

    2019年3月28日

     一般会計総額が101兆4571億円に上る2019年度予算が成立した。当初予算で初めて100兆円を超え、過去最大となる社会保障費や防衛費、10月の消費税増税に備えた景気対策などが盛り込まれた予算には多

  • 高齢ドライバー事故/早めの選択を促したい

    2019年3月27日

     全国で昨年1年間に交通死亡事故は3099件あり、最も過失の重い「第1当事者」となった75歳以上のドライバーは460人いた。件数で全体の14.8%を占め、割合としては過去最高になった。5年連続で減少し

  • 多拠点居住の時代

    2019年3月27日

     1980~2000年ごろに生まれた人を「ミレニアル世代」と呼ぶらしい。物心つくころにはインターネットが身近にあり、携帯電話も必需品▼多様な価値観を持つ、この世代を中心に「コリビング」という概念が徐々

  • さくらの守人

    2019年3月26日

     ピンク色が濃い河津桜にソメイヨシノ、さらに緑色の御衣黄(ぎょいこう)。春の足取りが進むにつれて3種類の桜が楽しめるのが、雲南市の魅力だ。ゆったりと眺めれば、心が明るくなり、生きる勇気をもらえるような

  • ロシア疑惑の捜査終結/全文公表で不信解消を

    2019年3月26日

     2年近くにわたりトランプ米大統領の疑惑を調べていたモラー特別検察官の捜査が終結した。2016年大統領選で、トランプ陣営がロシアと連携してクリントン候補をおとしめたという共謀は認定しなかった。偽ニュー

  • 社外取締役の義務化/実効性を高めるには

    2019年3月25日

     法制審議会が先月、会社法改正案の要綱を法相に答申した。上場企業などに社外取締役の設置を義務付けることが柱の一つだ。外部の目によるチェック機能を強化し、企業統治の向上を図るのが狙いだが、形を整えるだけ

  • こんな事やってられない

    2019年3月25日

     分かりやすいが、あけすけすぎて舌禍すれすれの橋を渡る。麻生太郎財務相の発言は悪意はないのだろうが、配慮に欠けるとして批判されることが多い。べらんめえ調で聞いていて小気味よい響きが、時に逆効果を生んだ

  • 廃プラの海洋汚染/3Rなどの対策急ごう

    2019年3月24日

    ふるさと島根定住財団顧問 藤原 義光 「燃える水・石油」は最初に明かりとして、次に熱源や動力源としても利用され、その後プラスチックなどの石油製品の安価で大量生産の製法が発明されたことで、人類に多大な便

  • 児童虐待防止/なお多くの課題が残る

    2019年3月24日

     政府は児童福祉法と児童虐待防止法の改正案を閣議決定し、国会に提出した。千葉県野田市で1月に小学4年の栗原心愛さんが親の虐待により亡くなった事件などを踏まえ、親による子どもへの体罰禁止を明記。親から子

  • 将来は楽観できない?

    2019年3月24日

     近年、科学分野の日本人ノーベル賞受賞が決まるたびに喜んでばかりはいられないと指摘される。対象になった研究の多くが20~30年前の業績だからだ。当時と比べ、今は基礎研究や若手の研究環境が厳しくなり、研

  • 大きなギフト

    2019年3月23日

     1995年8月、米子市民球場であったプロ野球公式戦・オリックス-日本ハムは満員の観客で埋め尽くされた。筆者を含め、駆け付けたファンの目当ては、前年に本名の「鈴木一朗」から登録名を変更し、プロ野球史上

  • イチロー引退/プロ魂の塊だった

    2019年3月23日

     走攻守に高い能力を誇り、日本のプロ野球と米大リーグで数々の記録を打ち立てたイチロー選手が引退した。オリックス在籍時代は阪神大震災に見舞われた神戸の市民を勇気づけ、海を渡ってからは日米両国のファンを魅

  • 統一地方選スタート/身近な課題へ一票を

    2019年3月22日

     島根、鳥取をはじめ、北海道や大阪、福岡など11道府県知事選が21日、告示され、第19回統一地方選がスタートした。 統一地方選は2回に分けて実施され、前半の4月7日に知事と政令市長、道府県議、政令市議

  • 島根の危機と知事選

    2019年3月22日

     島根県政担当だった2年半前。浜田市弥栄町の集落を取材した際の住民の言葉が忘れられない。「このまま放って置いたら手足(中山間地域)は駄目になって島根は胴体(松江、出雲市)が残るだけだ」。集落は5世帯8

  • 鳥取と島根の政治風土

    2019年3月21日

     島根県知事選が保守分裂選挙になりそうで、興味深い。「安定し波乱の少ない島根県政界」というイメージだったが、変化の兆しに好感を抱く。一方の鳥取県は知事選こそ熱気を欠くが、県議選は相変わらずの活況だ▼島

  • 公示地価/上昇へ独自の街づくりを

    2019年3月21日

     国土交通省が今年1月1日時点の公示地価を発表した。三大都市圏と札幌、仙台、広島、福岡の地方中枢都市の上昇に加え、新たに地方圏の全用途平均と住宅地が27年ぶりにアップ、上昇基調が強まった。山陰両県も全

  • 竹田会長退任表明/新体制への交代急げ

    2019年3月20日

     日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が理事会で退任を表明した。6月までの任期を全うした上で身を引く判断だ。 2020年東京五輪招致の贈賄疑惑で渦中にある。疑惑のため国際会議の出席を控える竹

  • 名は体を表す?

    2019年3月20日

     名は体を表す、という。だからこそ、多くの親はわが子に幸せになってほしいと願い、辞書を片手に漢字の意味や字画を調べて名前を付ける▼「将来こんな人のようになってほしい」という願望から名付けるケースも多い

  • 脳は活字派

    2019年3月19日

     同じ文章を紙に印刷された活字とスマートフォンなど電子画面の文字で読む場合でどちらが脳が活発に働いているか実験した結果、活字に軍配が上がったという。脳のうち思考や判断を司(つかさど)る前頭前野の活動が

  • ニュージーランド銃乱射/憎悪の連鎖を許すな

    2019年3月19日

     ニュージーランド南島の最大都市クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)で、大規模なテロ事件が起きた。恐怖を拡散させる暴力を強く非難するとともに、国際社会が一致して、憎悪の連鎖を許さない決意を新

  • 善き思い

    2019年3月18日

     「人生には留めたり外したりしないといけないボタンが多すぎる。ああ面倒くさい、僕は死ぬ」。フランスの芸術家コクトーが書いた小説で若者が残した言葉だ。平成の初め、大学生の時に読んだ▼古里を離れて大学に進

  • コンビニ24時間営業/この便利さは必要か

    2019年3月18日

     コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパンが、24時間営業見直しの実験を始める。深刻な人手不足に苦しむフランチャイズ(FC)加盟店の要望に対応せざるを得なくなった。問題の根本は、いつでも

  • 閉校する山陰法科大学院/島根大の法学教育はどこへ

    2019年3月17日

    弁護士 廣澤 努 春は旅立ちの季節。22日、最後の学生が島根大学大学院法務研究科(山陰法科大学院)を修了する。山陰唯一の法曹養成拠点は、2018年度末をもって閉校を迎える。 「山陰法科大学院なんてまだ

  • 安倍4選論/慢心は野党にも責任

    2019年3月17日

     安倍晋三首相の党総裁連続4選を認める発言が自民党の二階俊博幹事長らから相次いでいる。安倍1強が6年以上、続いたことで政権の慢心が頂点に達したのか。分立して多弱のまま政権に緊張感を与えることができなか

  • トロッコ問題と自動運転

    2019年3月17日

     制御不能になって暴走するトロッコの先に5人の作業員がいる。手前のポイントを切り替えれば、その支線の先には別の作業員が1人いる。5人を救うために1人を犠牲にする行為は許されるのか。倫理学でよく例題に使

  • 英EU離脱延期/立場超え打開策を探れ

    2019年3月16日

     英下院は今月29日に予定されている欧州連合(EU)からの離脱を6月末まで延期することをEUに求める政府案を可決した。しかし、離脱合意案の議会承認は見通せない上に、承認なしで期限を延ばすだけでは何も変

  • 情報の重み

    2019年3月16日

     浜田市内のコンビニエンスストアに先ごろ、「産経新聞休刊のお知らせ」が張り出された。部数減少や製作費上昇など年々高騰する経費の増加に伴い、大田市以西の島根県西部で産経新聞を3月末をもって休刊するという

  • 「恵みの雨」の記憶

    2019年3月15日

     雨脚が強まる中、甲子園のベンチに引き揚げる米子東ナインの姿をカメラ越しに追いながら「これは恵みの雨になるかもしれない」と頭をよぎった。1996年の選抜高校野球1回戦。硬さが見える米子東は初回、釜石南

  • 春闘集中回答/発想の転換を求めたい

    2019年3月15日

     2019年春闘は、相場全体に大きな影響がある自動車や電機など製造業大手で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)が前年水準を割り込む回答が相次いだ。米中貿易摩擦の長期化などによる景気減速を懸念し経営

  • 海賊版巡る法改正/規制の対象は慎重に

    2019年3月14日

     インターネット上の全ての著作物について、著作権者に無断で掲載された「海賊版」と知りながらダウンロードする行為を違法とする著作権法改正案を巡り、政府は今国会提出を断念した。専門家や著作権者側から「過剰

  • 口で言うのは簡単だが

    2019年3月14日

     今年の島根県公立高校入試の英語問題は、なかなか奥が深くて手強(てごわ)い。狭い英語力だけでは太刀打ちできず、頭を柔らかくして発想の翼を広げなければ解けない問題も目立った。高校入試としての客観的な難易

  • 原発とエネルギー政策/世界の現実に目を向けよ

    2019年3月13日

     東京電力福島第1原発事故から8年の間に、世界のエネルギー情勢は大きく変わった。原発が低迷する一方で、再生可能エネルギーが急成長し、地球温暖化対策として脱化石燃料、特に石炭火力廃止の動きが広がった。 

  • もう一冊

    2019年3月13日

     都会と地方との格差がまた一つ広がる。中国5県と九州7県で、雑誌と新刊書籍の店頭発売日が4月から従来よりもさらに1日遅れるという。長距離トラック運転手の人手不足を理由に主要物流会社が昨秋、出版物の取次

  • 会いたかった詩

    2019年3月12日

     ふと、行ってみようと思い立つ場所がある。まるでその場所に呼ばれているように。1月はかつて修学旅行で訪れた奈良県桜井市。三輪山を神体山として祭る大神(おおみわ)神社にお参りした。そして先日「呼ばれた」

  • ポスト復興庁/復興、防災担う新組織を

    2019年3月12日

     東日本大震災から8年。復興・創生期間は2020年度で終了し、復興庁は廃止される予定だ。期間内に計32兆円の予算を使い、防潮堤や高速道などのインフラを整備、住宅の再建もほぼ終わり、水産加工場など生産設

  • 東日本大震災8年/記録と記憶を紡ごう

    2019年3月11日

     8回目の追悼の日を迎えた。死者1万5897人、行方不明者2533人という甚大な被害をもたらした東日本大震災。自然の猛威に、なすすべもなく立ちすくんだ、あの日をあらためて心に刻みたい。 「東北の被災地

  • 「想定外」を防ぐには

    2019年3月11日

     「まだ」なのか「もう」なのかという問い掛けをする日が今年も来た。東日本大震災から8年。海などの自然は月日とともに回復が伝えられるが、被災地の新聞報道によると、人口の回復は見込み通りにいっていないよう

  • インフラの新しいかたち/宇都井駅が描く未来への投資

    2019年3月10日

    島根大法文学部准教授  関 耕平 酒米の田植え体験、116段の段階を使ったそうめん流し、イルミネーション、トロッコ乗車…。昨年来、家族とともに、さらには学生を連れ「天空の駅」で知られる旧三江線・宇都井

  • 宍道湖の幸

    2019年3月10日

     居酒屋に通う楽しみが増えた。宍道湖の特産シラウオが約10年に1度の豊漁となり、今も続いている。刺し身や卵とじもいいが、天ぷらでほろ苦さを味わう。フキノトウと一緒に食べると、出雲に生まれてよかったと思

  • 大阪ダブル選/本当に地域のためか

    2019年3月10日

     大阪府、大阪市の首長を同時に選ぶダブル選挙が4月7日に行われる見通しとなった。松井一郎知事と吉村洋文市長が共に辞職願を提出、住民投票で一度否決された大阪都構想の実現のため松井氏が市長選、吉村氏が知事

  • 感謝の「ことのは」

    2019年3月9日

     <きらきらのまっすぐな目で『ママは将来何になりたいの?』と聞かれる>。子育ての喜びや家族と暮らす楽しさ、感動などを短文で表現する島根県の本年度「ことのは大賞」の入賞作品の一つだ▼おそらく園児だろう。

  • 景気後退の可能性/細心の政策運営を

    2019年3月9日

     1月の景気動向指数が3カ月連続で低下し、内閣府は基調判断を「下方への局面変化」に引き下げた。景気拡大期が1月に2000年代の「いざなみ景気」を抜き、戦後最長を更新したとする政府見解に疑問符が付いた形

  • 聞き上手

    2019年3月8日

     心に貯(た)まった不平不満を吐き出すつもりで誰かに聞いてもらうと、少し気持ちが晴れたようになることがある。身近な人には生々しくて話しにくいことも、赤の他人なら「旅の恥はかき捨て」の感覚で開けっぴろげ

  • 籠池被告初公判/幕はまだ下りていない

    2019年3月8日

     国や大阪府、大阪市の補助金をだまし取ったなどとして詐欺と詐欺未遂の罪に問われた学校法人・森友学園前理事長の籠池泰典被告と妻は大阪地裁の初公判で、起訴内容の大半について無罪を主張した。さらに籠池被告は

  • 麒麟獅子舞再評価

    2019年3月7日

     鳥取県東部の伝統芸能・麒麟(きりん)獅子舞の重要無形民俗文化財指定を目指し、各地の保存会88団体が2月下旬に連合保存会を設立した。東部各地の130もの団体が継承し、至る所にありながら横のつながりが弱

  • ゴーン前会長保釈/激しい攻防予感させる

    2019年3月7日

     特別背任の罪などで起訴された日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告が、昨年11月の逮捕から108日に及んだ身柄拘束を経て保釈保証金10億円を納め、保釈された。住居の出入り口に監視カメラを設置して録画

  • 中国全人代開幕/公正な経済体制構築を

    2019年3月6日

     中国の全国人民代表大会(全人代=国会)第2回会議が開幕。李克強首相は政府活動報告で、2019年の経済成長率目標を「6.0~6.5%」と2年ぶりに引き下げた。成長維持のため景気を刺激しながら構造改革を

  • 鬼怒鳴門と小泉八雲

    2019年3月6日

     功績を知れば知るほど、自分はどれほど日本について知っているのだろうと思わせられる。10日前に96歳で亡くなった米国生まれの日本文学研究者ドナルド・キーンさんのことだ▼2009年に松江市で講演した際、

  • いじめ調査と学校/法の趣旨を浸透させよ

    2019年3月5日

     柴山昌彦文部科学相は全国の学校や教育委員会に、いじめや自殺の調査に積極的に協力するよう求めた。大津市で2011年に自殺した中学2年男子生徒の遺族がいじめの加害者とされる元同級生らに損害賠償を請求した

  • サバは読むより食った方がいい

    2019年3月5日

     自分の都合のいいように数字をごまかす例えの「サバを読む」。この慣用句を聞いて、厚生労働省の毎月勤労統計など一連の統計不正問題を思い浮かべる人も多いだろう。<不景気も 統計一つで 好景気><合わぬなら

  • 泉下ですする袋麺

    2019年3月4日

     NHK大河ドラマ「いだてん」の重要人物、嘉納治五郎は柔道や五輪参加のために大借金を重ねた。「日本スポーツの父」の無私の心がなければ、今の繁栄はなかった▼分野は異なれど、こちらも気概では嘉納に引けを取

  • 日韓関係/協力姿勢を行動で示せ

    2019年3月4日

     韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領が「三・一独立運動」から100年に際した演説で、日本との協力関係強化を表明、直接の対日批判は避けた。冷却化した関係を復元しようとする意欲を示しているとすれば幸いだが

  • 簡単には手放さない

    2019年3月2日

     ぶっつけ本番のトップ交渉の限界なのか、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)委員長の再会談は、まさかの決裂に終わった。ただ対話は継続し、北朝鮮は1年3カ月していない核・ミサイル実験の中止

  • 首相と沖縄知事会談/方向転換の道を探れ

    2019年3月2日

     地元の人たちが反対の声を上げ、問題を抱えて完了時期が見通せない工事に巨額の税金を投入し続けていいのか。今こそ方向転換の道を探るべきではないか。 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移

  • 棚からぼた餅

    2019年3月1日

     オランダ病というのは、豊富な天然資源が巡り巡ってその国の経済の不振を招く逆説的な現象を指す。天然ガスが見つかったオランダ経済は、1970年代のエネルギー高騰時代に資源輸出で潤ったが、それによってもた

  • 米朝首脳再会談/後戻り避け交渉継続を

    2019年3月1日

     外交交渉で「悪魔は細部に宿る」という言葉がある。総論では合意しても、具体的な各論で理解の差が露呈、交渉が難航するという意味だ。 ハノイで2日間にわたり開かれた米朝首脳による再会談は合意文書の署名を見

  • 決裁文書改ざん発覚1年/不正慣れに陥るな

    2019年2月28日

     財務省理財局を舞台にした決裁文書の改ざんという前代未聞の不祥事が表面化してから間もなく1年になる。 学校法人「森友学園」への国有地格安払い下げを巡る決裁文書の改ざん疑惑を朝日新聞が報じたのは2018

  • 真面目に俗説を論破する

    2019年2月28日

     新書の世界ではこのところ、歴史をテーマにした本がよく売れている。書店に足を運ぶと、各社一押しの新刊が平積みにされ、ファンにとっては選ぶ楽しみが増す▼一昨年「応仁の乱」をヒットさせた歴史学者、呉座勇一

  • 「分住」のススメ

    2019年2月27日

     20日付の本紙1面に「高齢者の冬期移住支援」という島根県の取り組みが載った。雪深い中山間地域などで暮らす高齢者が居住する地域の中心部などに移り住むことを支援。住み慣れた市や町を離れずに済む▼移住の受

  • 島根春闘スタート/暮らし向き改善の実感を

    2019年2月27日

     今年の春闘を巡って連合島根と島根県経営者協会との懇談会が今月中旬開かれ、双方の立場から意見交換。労使交渉が本格化する県内の春闘が事実上スタートした。 懇談会では労働組合を代表して連合島根が月額賃金の

  • 笑えない話

    2019年2月26日

     赤信号、みんなで渡れば怖くない。ビートたけしさんが昔、はやらせたギャグだ。いけないことでも集団でやれば罪悪感が薄れる群集心理を笑いに変えた。それでも、誰もやらないと分かっていたから笑えた▼携帯電話や

  • 沖縄県民投票で反対7割超/一度、立ち止まるべきだ

    2019年2月26日

     沖縄県の米軍普天間飛行場の名護市辺野古沿岸部への移設計画を巡り、賛否を問う県民投票は「反対」が72.2%で、「賛成」「どちらでもない」を大きく上回った。 県民投票に政府を縛る法的な拘束力はなく、安倍

  • 所有者不明土地/相続登記をしやすく

    2019年2月25日

     所有者が分からなかったり、連絡がつかなかったりする宅地や山林など「所有者不明土地」の増加が社会問題となっている。対応するため国は、相続登記の義務付けなどの議論を始めた。来年の国会に民法や不動産登記法

  • 残すべき記録と記憶

    2019年2月25日

     祖父から譲り受けたフィルムカメラを10年以上使っている。デジタルカメラは手放せないが、仕事を離れると新しいフィルムを入れて撮影を楽しむ。祖父が撮った昭和時代の写真を押し入れから引っ張り出し、家族で昔

  • 海の自由と法/「力」依拠 国際社会に影響

    2019年2月24日

    島根大名誉教授 牧田 幸人 古来、海は自由でみんなのもの(共有物)であった。これは根源的には今も変わらない。だが、歴史的には、ヨーロッパにおける近世・近代以降の歴史展開、とりわけ20世紀の国際社会や国

  • 複雑な思いの日

    2019年2月24日

     沖縄にとって複雑な思いの日を迎えた。天皇陛下在位30年記念式典の日に、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設の賛否を問う県民投票が行われる。しかも式典では天皇陛下が作詞、皇后さまが作曲された琉歌(り

  • 学校のスマホ解禁/拙速避け検討重ねよ

    2019年2月24日

     小中学校への携帯電話やスマートフォンの持ち込みを原則禁じてきた文部科学省が方針を見直そうとしている。所持率が高まり、災害時に有用との理由だが、トラブルが心配だ。拙速な解禁は避け、検討を重ねるべきだ。

  • 皇太子さま会見/継承と挑戦見守りたい

    2019年2月23日

     皇太子さまは59歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち記者会見で「国民の中に入り、国民に少しでも寄り添うことを目指し、国民と接する機会を広く持つよう心掛けてきた」と自らの歩みを振り返り「今後とも自分の

  • いい人過ぎる

    2019年2月23日

     お勧めしたい治療法は、いい加減な人間になることです-白血病を公表した競泳女子の池江璃花子選手について、松江市在住の医師で落語家の春雨や落雷(本名・安部正之)さんがこんな趣旨のことを言っていた。笑いが

  • 北方領土と竹島

    2019年2月22日

     北方領土と竹島。ともに2月に節目を迎える二つの領土問題の置かれた環境は対照的だ▼7日の北方領土返還要求全国大会で安倍晋三首相は、前年まで使っていた「四島の帰属問題」という表現を封印した。ロシアとの平

  • 児童虐待防止法改正/現場の強化を着実に

    2019年2月22日

     千葉県野田市立小4年の栗原心愛さんが虐待を受けて亡くなった事件を巡り政府、与党は親による体罰禁止を児童虐待防止法の改正案に明記する方向で検討に入った。民法から「監護および教育に必要な範囲内でその子を

  • 鉄と食のまほろば

    2019年2月21日

     島根県奥出雲町の船通山北西にある棚田の成り立ちを知った時の驚きは、今も鮮明だ。眼前の丘陵上の広大な棚田の大半が、たたら製鉄の原料・砂鉄を採るため、鉄穴(かんな)流しで山を削った跡を再生させていた。世

  • 日産・ルノー提携見直し/明確な経営理念が必要

    2019年2月21日

     前会長カルロス・ゴーン被告の逮捕によって体制の再構築と企業統治の強化を迫られている日産自動車とフランス自動車大手ルノーは、同グループの三菱自動車も含めた提携関係の見直しに着手した。 新たな企業連合体

  • 松江の茶の湯文化/条例きっかけに磨いて

    2019年2月17日

    街の元気づくりコーディネーター 久保 里砂子 社会人1年生の時に茶道を始め、さまざまなものに関心を持つようになった。お道具の塗り物、焼き物、鋳物、細工、裂地(きれじ)、茶室の設(しつら)え、掛物、花、

  • 曖昧さの危険性/カタカナ言葉 吟味を

    2019年2月10日

     京都大学公共政策大学院名誉フェロー 佐伯 英隆 最近、特定の言論や行動を定義する言葉として、セクハラ、パワハラ、ヘイトスピーチ、ブラック(企業)といったカタカナ言葉が頻繁に用いられる。そのような言葉

  • 喪主は東奔西走/ワンストップサービスを

    2019年1月27日

    元JC総研客員研究員 黒川 愼司 母の突然の死から間もなく2カ月が経過します。とにかく慌ただしい、正月をはさんでの2カ月でした。墓のある江津へは3回も行きました。 葬式は、葬祭センターの支援を得て、無

  • 管理栄養士を育てる意義/少子高齢化に立ち向かう

    2019年1月20日

    島根県立大出雲キャンパス副学長 山下一也 なぜパンダはササだけで筋骨隆々の身体になり、コアラもユーカリしか食べなくてもかわいい体つきになれるのか? 理由は、体の中にそれらの動物が持っている特殊な酵素に

  • 竹島問題解決を阻むもの/日本は「永遠の侵略者」

    2019年1月13日

     日本安全保障戦略研究所研究員 藤井 賢二 「独島(トクト)は日本の韓国侵略の最初の犠牲物だ。解放とともに独島は再びわれらの懐に抱かれた。独島は韓国独立の象徴だ。この島に手を付ける者は全韓民族の頑強な

  • 山陰の魅力や強み/外国人の視点で再評価を

    2018年12月23日

    山陰インバウンド機構代表理事 福井 善朗 2019ラグビーワールドカップがいよいよ日本にやってくる。前回大会で旋風を巻き起こした「桜のジャージー」の活躍はもちろん楽しみだが、大会を通じて一番の話題はニ

  • カミュの「不条理の哲学」/水木氏も信奉者のひとり

    2018年12月16日

    境港市観光協会会長 桝田知身 50年以上前になろうか、ノーベル賞作家アルベール・カミュを愛読していたことがある。カミュには『シジフォスの神話』という哲学的評論があり、小説の代表作『異邦人』の不条理哲学

  • リーダーの条件/人を奮い立たす熱意

    2018年12月10日

    ふるさと島根定住財団顧問 藤原義光 今年は、日大アメリカンフットボール監督に始まり、レスリングのコーチ、サッカーの世界大会の采配、大相撲の親方などスポーツの監督や指導者についてのニュースが大きく報じら

  • 過疎が終わる/未来に歩みだす中国山地

    2018年11月25日

    持続可能な地域社会総合研究所所長 藤山 浩 「過疎」は1960年代、中国山地で始まった。そして今、「過疎」が終わろうとしている。中国山地は、2世代にまたがる「過疎」の時代を超え、ついに新しい時代へとた

  • コンプライアンス万能社会/活力維持には「冒険者」が必要

    2018年9月16日

     京都大学公共政策大学院名誉フェロー 佐伯 英隆 誰がはやらせたのか知らないが、近年、企業活動を巡ってもともと「応諾」とか「追従」という意味だけしか持たないコンプライアンスという言葉をしょっちゅう耳に

  • <2>「ヨ ガ」

    2018年5月10日

    「ヨガ」という言葉は、サンスクリット語に由来し、その語根の「ヨグ」は、組み合わせる、つなげるということを意味します。したがって、様々な形のヨガを実践することによって、人は超越的な力(神様や、ヨガの実践者自身に眠る超越的な力)とつながることであると究極的には理解されます。

  • <1>「ナマステ」

    2017年6月2日

    マドゥリさんのコラム「今日も元気で!」 山陰インド協会は今月から、中村元記念館の協力を仰ぎ、山陰インド協会ホームページ上でインド政府公認ヒンディー語講師Kasibhala Madhuri(カシバトラ マドゥリ)さん(松江市在住)のコラム「今日も元気で」をスタートします。