第30回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞 表彰式

4団体3個人 次代のホープ 飛躍誓う               (2019/2/20)

第30回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞の表彰を受けた中学、高校4団体、3個人の選手の皆さん=松江市殿町、山陰中央新報社

  第30回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞の表彰式が19日、松江市殿町の山陰中央新報社であり、2018年の全国規模の大会で特に優秀な成績を収めた島根県内の中学、高校の4団体、3個人に表彰状と記念盾が贈られた。次代を担うホープたちは一層の飛躍を誓った。

 表彰式には受賞者や指導者ら19人が出席。山陰中央新報社の松尾倫男社長が「皆さんが島根県のスポーツ界を引っ張るのは間違いない。それぞれの競技で盛り上げてほしい」とあいさつ。選考委員長の久保田康毅島根大名誉教授は選考経過を報告し、「さらに高い目標と夢を持って積極的に挑戦してほしい」と激励した。

 昨年8月の全国高校総体陸上男子走り幅跳びで2位に入った永岡宗一郎選手(出雲高校3年)が、受賞者を代表して「今後も向上心を持ち続けて精進していきたい」とあいさつした。

 同賞は、島根県教育委員会、県体育協会、県高校体育連盟、県中学校体育連盟の推薦を受け、6人の選考委員が「個人は中学、高校を通じて1回」などの規定に沿って協議し、全会一致で選んだ。

受賞者の横顔

第30回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞

 4団体、3個人               (2019/1/16)

 島根県内の中高生を対象に2018年の全国規模のスポーツ大会で特に優秀な成績を収めた団体、個人を顕彰する第30回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞の選考会が15日、松江市殿町の山陰中央新報社であり、4団体、3個人の受賞が決まった。表彰式は2月19日、同社である。

 内訳は団体が高校3、中学1、個人が高校2、中学1。  高校の団体は、福井国体弓道少年女子遠的で、8チーム同率ながら優勝した島根選抜、全国U18女子セブンズラグビー大会初代女王の石見智翠館女子ラグビー部、全国高校選抜ホッケー大会準優勝の横田男子ホッケー部。個人は、全国高校定時制通信制陸上大会男子1500メートル、3000メートル障害で頂点に立った高橋椿太郎(宍道)と、全国高校総体陸上男子走り幅跳び2位の永岡宗一郎(出雲)が選ばれた。

 中学は団体が全日本中学生ホッケー選手権で優勝した横田男子ホッケー部、個人は全国中学校体育大会柔道男子個人66キロ級を制した福田大和(松江二)に決まった。

 受賞団体、個人は島根県教育委員会、県体育協会、県高校体育連盟、県中学校体育連盟が推薦した。島根大名誉教授の久保田康毅委員長ら6人の選考委員が、個人表彰は中学、高校を通じて1回などの規定に沿って協議した。

第30回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞 受賞者の横顔

  第30回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞は、島根県内の中高生のうち、2018年の全国規模の大会で特に優秀な成績を収めた4団体、3個人が選ばれた。

 4団体の内訳は高校3、中学1。ホッケーは高校、中学とともに横田が全国で好成績を残し、「ホッケーのまち」としての威厳を改めて示した。選抜チームの福井国体弓道少年女子は遠的で8チーム同率ながら優勝した。個人は高校2人、中学1人。全国中学校体育大会柔道男子個人66キロ級を福田大和(松江二)が制し、陸上男子の高校生2人も躍動した。

 受賞団体、個人を紹介する。

弓道少年女子島根選抜

弓道の福井国体少年女子遠的で優勝した島根の(左から)川本真桜子、月森結香、西田亜優美=2018年10月2日、敦賀市総合運動公園

練習場の不利乗り越えV

 弓道の福井国体少年女子遠的(10月)で、川本真桜子、月森結香(ともに大田高)、西田亜優美(出雲高)で編成した島根が優勝した。台風で競技日程を短縮したため、予選上位8チームに入り、同率でのタイトル獲得となった。重点的に練習した近的で上位8チームに入れなかった悔しさをぶつけ、高い集中力を発揮して高得点を連発。県内に常設の遠的練習場がない中で工夫してつかんだ快挙だった。弓道の島根県勢の優勝は48年ぶり。

石見智翠館高女子ラグビー部

全国U18女子セブンズラグビー大会で優勝し、笑顔を見せる石見智翠館高の選手ら=2018年10月28日、熊谷ラグビー場

全国U18大会 初代女王

 7人制ラグビーの第1回全国U18女子セブンズラグビー大会(10月)で石見智翠館高が初代女王に輝いた。前後半各7分の試合で、全員が粘り強く走って堅守を見せ、決勝は3トライを奪い、17―0で福岡レディースを破った。予選プール2試合と決勝トーナメント2試合を全て完封した。大会は社会人や大学、高校のチームが争う「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ」に2019年度から高校生が参加できなくなることなどに伴って新設された。

横田高男子ホッケー部

全国高校選抜ホッケー大会で準優勝した横田男子=2018年12月26日、立命館OICフィールド

全国選抜で準優勝

 ホッケーの第50回全国高校選抜大会(12月)で男子の横田が準優勝した。高い攻撃力を生かして勝ち上がり、準決勝は前回優勝の石動(富山)を5-1で下し、4大会ぶりに決勝に進んだ。決勝は、夏の全国高校総体優勝の今市(栃木)に1点を先制されるも、連続得点で逆転。終了間際に追いつかれ、2-2からのシュートアウト(SO)戦で敗れた。4大会ぶりの優勝はならなかったが、先制されても崩れない姿は成長の証しだった。

横田中男子ホッケー部

全日本中学生ホッケー選手権で11年ぶり4度目の優勝を果たし、嵐谷勇大主将(中央)を胴上げする横田の選手たち=2018年8月20日、三成公園ホッケー場

11年ぶり全日本制す

 第48回全日本中学生ホッケー選手権(8月)で男子の横田が11年ぶり4度目の頂点に立った。篠山・丹南(兵庫)との決勝は、前半12分にエース宮中璃玖が先制点を挙げた。後半4分に同点とされながら、同12分に再び宮中がゴールを奪い、そのまま逃げ切った。会場は奥出雲町三成の三成公園ホッケー場。地元開催に向け、昼夜を問わず練習を重ねた。大きなプレッシャーがある中で、駆け付けた保護者や地域住民らの期待に応えた。

高校陸上・高橋椿太郎 (宍道)

陸上の全国高校定時制通信制大会男子1500メートル、3000メートル障害で頂点に立った高橋椿太郎(宍道)=2018年8月10日、駒沢オリンピック公園陸上競技場

闘病続け定通大会2冠

 陸上の全国高校定時制通信制大会(8月)の男子1500メートル、同3000メートル障害で高橋椿太郎(宍道)が優勝し、2冠を達成した。1500メートルを4分15秒29で制し、翌日の3000メートル障害は10分16秒56で2位に30秒以上の大差をつけた。中長距離で活躍し、全国高校駅伝出場を目指していた平田高在学時の2017年夏に脳の病気が見つかり、闘病生活を送った。18年4月に宍道高へ転学。練習を重ね、全国の舞台で見事に結果を残した。

高校陸上・永岡宗一郎 (出雲)

陸上の全国高校総体男子走り幅跳びで7メートル67(追い風参考)を記録して2位に入った永岡宗一郎(出雲)=2018年8月3日、三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場

 総体走り幅跳び「銀」

  陸上の全国高校総体(8月)男子走り幅跳びで永岡宗一郎(出雲)が銀メダルを獲得した。スプリント力を鍛えて助走スピードを上げ、大会にピークに合わせて勝負強さを発揮した。決勝は2本目に自己ベストを更新。勢いに乗った3本目、追い風参考ながら7メートル67をマークして暫定1位に躍り出た。同じ7メートル67を跳んだ他選手に、2番目の記録で上回られて優勝を逃したものの、大舞台で高い集中力を保ち、自らの跳躍を貫いた。

中学柔道・福田大和 (松江二)

柔道の全国中学校体育大会男子個人66キロ級で優勝した福田大和(松江二)=2018年8月20日、広島県立総合体育館

山陰勢男子4年ぶりV

 柔道の全国中学校体育大会(全中)男子個人66キロ級(8月)で、福田大和(松江二)が初出場で優勝し、山陰両県勢の男子個人で4年ぶりの頂点に立った。1年は県総体50キロ級決勝、2年は県総体55キロ級準決勝で敗れ、最後の県総体前には腰を痛める中で全国切符を獲得。48人が出場した全中ではスピードと多彩な立ち技を武器に、初戦の2回戦から準決勝まで4試合を勝ち上がり、決勝は技ありで先行されたが、得意の内股で一本勝ちした。

第30回山陰中央新報スポーツ優秀選手賞 選考委員(順不同)

島根大学名誉教授 久保田康毅氏
島根県教育委員会保健体育課長 佐藤 正範氏
島根県体育協会専務理事 安井 克久氏
島根県スポーツ推進委員協議会会長 森本 敏雄氏
島根県高等学校体育連盟会長 津森 敬次氏
島根県中学校体育連盟会長 岩田   靖氏